アーティストインレジデンス滞在記 その2

13名のアーティストとの共同生活。共有のキッチン、各自のペースで自炊をします。 私の部屋に向かう通路には7、80年代のフィンランドミュージシャンのアルバムが壁面いっぱいに貼られていました。

_ASN9539 _ASN9602 _ASN9608

ボードにミーティングなどの予定が書き込まれます。サウナの時間、レジデンツによるパーティーの呼びかけ、スーパーへの買出しの車の時間など。(カレーパーティやスィーツパーティをしました。これは後日に) 雪の降った翌日の朝はスタッフが雪かきをしてくれます。約4週間の滞在。まずはこの空気感を素直に感じ、溶け込もうと思いました。

_ASN0488

 

ブログ始めました。

アーティスト・イン・レジデンス プログラム(Artist-in-residence program)に参加しました。その1
写真家の清水朝子です。写真にまつわることを中心に書いていきます。

アーティスト・イン・レジデンスプログラム(以下AIR)とは アーティストが一定間、ある土地に滞在し制作を集中して行える環境を与えてくれる事業です。私は今年の元旦(2019年)から丸一ヶ月フィンランドにあるArteles https://www.arteles.orgにて、作品制作を見つめる時間を改めて自分に与えてまいりました。 この経験を少しずつ書いてゆきます。

どのように見つけたかというと、

HAPS 東山アーティスツ・プレイスメント・サービスのサイト。日本語なので便利です。AIRは世界中にあり、プログラム内容も様々。AIR滞在中の仲間に教えていただいたこのサイト、res artisは英文ですが情報量が多いのでオススメです。

res artis  http://www.resartis.org/en/residencies/

フィンランドのArtelesはシーズン毎にプログラムテーマが変わります。「Silence Awareness Existence」がArtelesが提示した昨冬のテーマでした。私の作風、根底にあるテーマに沿いそうと惹かれました。内容にはサイレントデイズ(週末は会話してはいけない)のルール、強要のないプレゼンテーションやミーティングがあります。施設には瞑想ルームやサウナも。

L1006605

次回は施設風景などをアップします。