写真家で現役医師 石井靖久さん

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©️Yasuhisa Ishii

ライカギャラリーで個展「細胞の海、神経の森」を開催中の石井靖久さん。本業であるお医者の視点を盛り込んだという作品です。

ハービー山口さん、グラフィックデザイナーの町口覚さんがゲストの豪華トークショウに伺いました。

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すでに町口さんと2冊の写真を手がけている石井さん

ご自身のイメージを表現すべく、写真以外の表現手段も考えたいと語る石井さん。

ハービーさんは「視点を持つことが大切。抽象でも具象でも。異文化、そしてちょっと自分より”上の人”と接していくことが大事。」写真家の視点をどう成長させていくか、具体的なアドバイスが響きます。

「やっぱり”人”なのね。だったらもっと出せ!なの。評価?このご時世、誰でも撮れるのが写真。だから写真で認められようなんて思わないこと。理性の崩壊大歓迎だよ。」と町口さん。”見てる量”が断然違う方の、何気に深いお言葉。

自ら進行役を買って出たハービーさん。上記は一部ですが、お二人から話を引き出す御大の余裕が、参加者にインスピレーション満載の時間を作ってくださいました。

「細胞の海、神経の森」展 (ライカギャラリー東京)8月18日まで。

記載日2019年7月28日