「うまれおちて 星」展

西湘のパン屋さん、ブーランジェリーヤマシタにて「うまれおちて 星」展を開催中です。海と山と空に囲まれたこの地に移住し2年。新たに生まれた作品で、お店の空間とコラボレーションをするような展示を致します。小麦香るパン、美味しいスープや珈琲と共に、   ここでしか味わえない無二の時間、空間を楽しんで頂けたらと思います。

ブーランジェリーヤマシタ オーナーの山下雄作さんよりメッセージ

神奈川県二宮町という小さな町にある小さなパン屋です。

友人から譲ってもらった林檎から起こした酵母を大切に継ぎながらパンを作ることで

「想いを伝える」「日常の食が豊かになる」日用の糧となるパンを焼いています。

また、パン以外にも、私たちが感じる素晴らしい音楽やアートもご紹介していますが、

それは「作ったパンを食べていただくこと」と同じことだと捉えています。

この場所に足を運んでくださった方に、心に残る温かなものを持ち帰っていただけたら  私たちは幸せです。

Boulangerie Yamashita

「うまれおちて 星」展

場所:ブーランジェリーヤマシタ

神奈川県中郡二宮町二宮1330

展示期間:9月23日土曜日~10月4日水曜日

(木曜日金曜日定休)

 

営業時間:10時00分~~17時30分

最寄駅 :東海道線 二宮駅より徒歩10分

 

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2023年9月吉日

カテゴリー: news

初めてのpop-up store開催!明日25日

新作「せれんの庭」のPop-up Storeを開きます。場所は学芸大学駅の人気店『Ri.caricaランド(リ・カーリカ ランド)』さん。このお店はRi.carica を率いるタバッキグループの4店舗目。コロナ禍に複合施設としてオープンされました。開店当初、Infinityを壁にかけていただき、現在はOnHerSkinより1点がディプレィされております。

こちらの充実したテイクアウト商品は、スタッフさんがリ・カーリカの味をご自宅でもと、試行錯誤を繰り返した美味しい料理たち。加えて緊急事態宣言中は、繋がりある生産者さんたちの新鮮なお野菜を並べたマルシェをより充実。ご希望の方は、その野菜を使って、目の前でシェフが作りたてのお惣菜を作ってもくださいます。もちろん、お酒も選んでくださいますよ。

さて、私も初めてのPop-up Store販売ですが、ランドさんもアート作品の展示会は初めて。暑い最中ですが、店内が涼しいので是非、お近くの方は見るだけでもいらしてください。

Ri.carica ランド

EAT IN・SHOP・LABが一つになった複合施設。@de_ri.carica の冷凍ピチや自家製スパイス、ナチュラルワインも販売中!
7/12〜8/22までEAT INはお休み
SHOP &TAKEOUT営業
月〜土 12:00〜21:00
日12:00〜20:00

*バスは「鷹番」がお店の目の前を停車します。自由が丘方面からでしたら東急バス利用が便利かもしれません。

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今回の作品解説を。

「路上に咲く小さな植物は、注意深く覗き込むと魅惑的な小宇宙に満ちていました。

「せれんの庭」は、遠出ができないコロナ禍に撮り始めた、家近くの花々を撮影したシリーズです。作品タイトルの「せれん」はセレンディピティ(英語: serendipity)から着想を得ました。イギリスの小説家ホレス・ウォルポールの造語で、もともと探していなかった何かを発見すること、そこから派生して偶然に見つけた幸運を意味するようにも使われます。そこで「せれん」という架空の人物を想定し、彼女の庭の花々を撮る、という設定を設けました。花々は季節ごと変わりゆくので、この創作はまだ続いています。

「せれんの庭」、息を呑む造形美とエネルギー。足元に美と神秘が溢れていました。」

25日1日限り、私の販売は11時から20時までです。

2021年7月24日記載

 

 

 

長野順子×清水朝子 二人展「インフィニティ」のお知らせ

下北沢ギャラリーHANAで銅版画家長野順子さんと展示を致します。

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2年前だったでしょうか。長野さんの展示に私の方からお邪魔し、その緻密さと美しさ、世界の壮大さに息を呑みました。作品に顔を近づけたり離れてみたりしながら、一体彼女の世界はどこからやってくるのだろうと思ったものです。自然豊かな土地に棲み、日々その目で草木の再生、近隣の小さな生き物たちの観察をし続けている。営みの中の ”ささやき” が、彼女の耳には届くのかもしれません。実際、絵に描かれた次元を行き来しているのだろうと思うことがあります。私の作品も「視えない何かしらの」を意識しますが、自らの手で「不可視」を直接視覚化できる才能と、熟練の技術をもつ長野順子は私の憧れそのものです。
私たちは会うなり、何か一緒にやりましょうという話になりました。共に過ごした時間は無いに等しくジャンルも全く違うにも関わらず、です。表現の世界に生きる人間が感じる”喜び”、そこに通じ合えるものがあったのかもしれません。こんな体験は初めてでした。
「人間も悠久の時の流れの一粒」という順子さん。今回の総タイトルを私の作品「インフィニティ」からとりしましょうと提案してくれました。
お互いの作品がどのように融合し、反響し合うのか。会場に生じる密度が楽しみでなりません。
銅版画とはざっくりいうと銅が酸に溶ける性質を利用し、版の凹みにインクを詰めてプレス機をかけるのだそうで、このプレス機は大変に重いらしいのです。より巧みに表現の深みを与える”腐食”という技法はとてつもなく根気のいる作業でしょう。私はバライタ紙(ハロゲン化銀という感光乳剤を塗った紙)を現像液につけ込む作業を散々経験しましたが、複雑さや労力はこの行程の比ではないだろうと想像します。
清水の出展は「Infinity」シリーズより4点、そしてこの展示のために撮り下ろし始めた花の写真「せれんの庭」より8点ほど展示予定です。
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清水朝子・長野順子 二人展
「インフィニティ」
ギャラリー HANA
2021年6月19日(土)ー27日(日) OPEN 11:30-19:00 火曜休廊 / 最終日17時まで
〒155-0031 東京都世田谷区北沢3-26-2 下北沢駅 [小田急線 東口・京王線 中央口] 徒歩5分
自然に潜む神秘的な気配、瞳には写らないモノを写真で表現する清水朝子と、自然から着想を得て、空想上の世界を再構築する銅版画家・長野順子による二人展。清水は、今展のタイトルともなった「Infinity」シリーズを主体に、撮り下ろしの花のシリーズを発表する。長野は、絶え間なく「続いてゆく」自然の営みに触れる中で生まれた作品を、新旧織混ぜて出品する。写真と銅版画、異なる技法と感性で表現活動を続けるニ人だが、共に幻想的な美しい作風でも知られている。
初共演となる今展、それぞれの作品に潜む普遍的なテーマにも、写鏡のように共有する部分が多い。二人が織りなす新しい世界にご期待ください。
(Gallery HANA オーナーより)

記載日 2021年6月12日

せれんの庭

花のシリーズを撮り始めました。まさか自分が花を撮るようになるとは思わなかったです。花の名前が分かるような粋なニンゲンでもなく、とにかく名も覚えられないタイプ。

しかし、この小さな花々を覗き込むと、これはなんとも不思議で魅惑的な小宇宙が垣間見れます。あなたはこんなにも素敵だったのか、気が付かなくてごめん、と。

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こちらをクリックするとインスタに。(作品はこちらにアップ)

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これらの写真は、小サイズで6月のギャラリーHANA(下北沢)にて展示予定です。

息を呑む造形美。足元にも美と神秘が満ちています。

大きなプリントで展示してみたいです。

記載日 2021年5月4日

My Lieca Story

ライカストアジャパンMy Leica Storyでインタヴューをして頂きました。

ライカとの出会い、撮影のことなどお話しさせていただいております。

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語りました。素敵に撮ってくださったのはYuyaKoikeさん

ご高覧頂けると幸いです。

 

記載日 2021年4月26日

(Instagram、Twitterの方はもう少し頻繁に何かしらアップしています)

ライカGINZA SIX 清水朝子写真展 「空にむかって 地へ向けて」開催

清水朝子写真展「空にむかって 地へ向けて」が3日よりライカ銀座シックスにて始まります。

「地球全体の一部である私たちは、思考と感情のなかに生きる私たちでもあり、この間合をてんびん秤のように揺れています。時に天地から厳しい仕打ちを受け、時に自分の思考で自分を苦しめなくていいと慰められる。幻視か幻聴か、自然に身を横たえたときに感じた息遣い。この惑星で生きることの精神的な探求を3つのシリーズ、「Finding a Pearly Light」(山形 )「Silence Awareness Existence」( Finland ), 「Storyteller」から抜粋します。」

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写真展 概要
作家:清水朝子
タイトル:空にむかって 地へ向けて
期間:2021年2月3日(水)~5月25日(火)
会場:ライカGINZA SIX
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 5F  Tel.03-6263-9935  10:30–20:30 入場無料 LeicaSTOREJapan公式サイト

在廊日はツイッターにてお知らせさせて頂きます。清水朝子twitter

ありがたいことに3ヶ月以上の長い展示です。1日も早く、皆様にとって心穏やかな日々となりますように。

記載日2021年1月31日

 

森岡書店さんで”新人店番”(期間限定)

拙著、清水朝子初作品集「Finding a Pearly Light」展を開催している森岡書店(東銀座)。一時は中止の方向に向かいましたが、ガイドラインを確認しつつ展示会を開催しております。

ドアオープン換気消毒密避けのもと、静かに東銀座で開店しております。お店にいるとささやかながらユニークなことがいろいろと起こります。そこでツイッターに #森岡書店 ”期間限定新人店番ニッキ”としてつぶやくことにしました。基本的にフルタイム”勤務”で、私の非在廊時間もtwitterでお知らせさせて頂きます。

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先日は話なれてないがゆえに、前半カチカチだった自身初インスタライブ。次回は2021年1月14日17時、再び森岡書店様インスタアカウントより配信させていただきます。第2回目は1月14日午後7時から1時間。ゲストはプリンティングディレクター 熊倉桂三氏(山田写真製版所)です。本作り、特に印刷や写真集つくりのポイントや熊倉さんのお仕事哲学を中心に伺う予定です。

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所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目28-15 鈴木ビル 電話:03-3535-5020

清水朝子初作品集「Finding a Pearly Light」展

会期:2021年1月8日(金)~17日(日)回廊時間:13:00~19:00  休:12日(火)

*森岡書店インスタライブ  1月14日(木) 午後7時ゲスト:プリンティングディレクター 熊倉桂三氏(山田写真製版所)

記載日2021年1月12日

 

森岡書店 清水朝子初作品集「Finding a Pearly Light」展

時短、換気消毒に努め開店します。

森岡書店

所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目28-15 鈴木ビル 電話:03-3535-5020

清水朝子初作品集「Finding a Pearly Light」展

会期:2021年1月8日(金)~17日(日)回廊時間:13:00~19:00  休:12日(火)

*森岡書店インスタライブ  1月14日(木) 午後7時ゲスト:プリンティングディレクター 熊倉桂三氏(山田写真製版所)

在廊時間はtwitterでお知らせさせて頂きます。(基本的に全日在廊予定です)

スクリーンショット 2021-01-09 10.38.072021年1月9日記載

 

展示のお知らせ 森岡書店  清水朝子初作品集「Finding a Pearly Light」展 

この度、東京・銀座の森岡書店にて、2006年から2019年までの6作品、9つの散文を加えた初作品集「Finding A Pearly Light」、及び限定15冊のスペシャルボックス、一部のプリント作品の展示、販売を致します。2006年制作「On Her Skin」で地球の”吐息”を感じた私は、この惑星で生きることの精神的な探求を軸に模索してきました。理想の地を探すように彷徨った「Infinity」(ポルトガル 2009)、森羅万象と思考にフォーカスした「Storyteller」(2012 – 2018)、思念という不可視なものが、現存する社会を形にして生み出すのだと考え、そのアイコンとしてシャボン玉を工場夜景に飛ばした「Portraits without a Face」(2013 – 2017)。真理や叡智、それはきらびやかに出る輝きではなく内にこもった光「葆光」(岩波文庫「荘子」参照)に出合い、簡単に手に入る答えは答えではないと思うようになります。葛藤と共に歩んだ流れが自然と一つに束ねられていき「Finding a Pearly Light」(山形, 2018) や「Silence Awareness Existence」(Finland, 2019)が生まれました。それらを収めた1冊と、柔らかく且つ力強い6点の銀塩プリントとの空間を楽しんでいただければと思ます。  清水朝子

スペシャルボックス サイン付き写真集+限定プリントセット ed 15

スペシャルボックス サイン付き写真集+限定プリントセット ed 15


作品集仕様 出版社 kukuibooks
ハードカヴァー・A4変形 120ページ 日本語・英語 初版限定ナンバリング ed 300

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森岡書店

所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目28-15 鈴木ビル 電話:03-3535-5020

清水朝子初作品集「Finding a Pearly Light」展

会期:2021年1月8日(金)~17日(日)回廊時間:13:00~19:00  休:12日(火)

*森岡書店インスタライブ 9日(土)17時~ ゲスト:プリンティングディレクター 熊倉桂三氏(山田写真製版所)

在廊時間はtwitterでお知らせさせて頂きます。

2020年12月21日記載

 

Sony Xperia1Ⅱのインフォマーシャルに出演しました。

Sony Xperia1Ⅱのインフォマーシャルに出演させて頂きました。

スクリーンショット 2020-07-23 9.32.34昨年αミラーレスカメラに動物瞳AF(オートフォーカス)が搭載されたのです。ピントを開放値、つまりソニーGマスターレンズのボケを生かした柔らかな描写で撮影しても、目にはしっかりとピントが決まるようになりました。その上高速連写で追える為、いい表情のシャッターチャンスを収める効率が上がりカレンダー撮影の効率はぐんとアップしたのです。スクリーンショット 2020-07-23 9.35.48

その機能がXperiaに入ったのです。その驚きを語らせていただきました。操作に関することはこちらでより詳しく→Xperia瞳AF

ZEISS(ツァイス)レンズによる画像も美しいのでカメラを持って行くのが億劫な散策時にも安心です。ソニーらしいパキッとした描写感を感じます。

撮影裏話をすると、普段「オートフォーカス」と言わずにAF、「エーエフ、エーエフ」と発音する為2度も(いやもっとだったかも。。)NGを出しました。その為か、やや不自然に「どーぶつ瞳おーと、ふぉぉかすっ」と口走り、動画を見た妹に「お姉ちゃん、なんか言わされてる感がある」と指摘されました。