可愛らしい顔立ちにまっすぐな瞳。その印象とは裏腹にストーリーはなかなかスリリングでした。見事な映像の語り、観るものに解釈の自由さを委ねたまさに映画らしい映画です。心奪われました。http://lazzaro.jp
4月19日より@Bunkamuraル・シネマ(東京 渋谷)
可愛らしい顔立ちにまっすぐな瞳。その印象とは裏腹にストーリーはなかなかスリリングでした。見事な映像の語り、観るものに解釈の自由さを委ねたまさに映画らしい映画です。心奪われました。http://lazzaro.jp
4月19日より@Bunkamuraル・シネマ(東京 渋谷)
スタッフの運転で画材などを買いに宿舎から1時間ほど商業都市Tampereに行きました。
まずは画材屋さんmalkkiへ。 http://www.malkki.fi
そして次の目的地カメラ屋さんのKAMERATORI へ向かいます。https://kameratori.fi
レジデンツアーティストはフィルムで撮影する人が二人いました。現像済みのネガをスタジオでスキャンしパソコンに取り込むのです。アイオナはルーマニアとイタリアのハーフ。画像を重ねて独自の世界観を作る写真家です。
ポールが中古カメラを物色中、私たちはこの不思議な空間で撮影会。
3時にはこの暗さのフィンランド。さてみんなで帰ろう。
お風呂好きの私にとっての楽しみは、レジデンスの庭にあるフィンランド式サウナでした。不定期にスタッフが火を起こしてくれたり、私たちが自発的に用意をしたりと楽しみます。
Artelesの専用サウナは手間暇かかる木材加熱式。薪で起こす炎、木の香り、熱い石から沸く湯気。サウナに入った日はより疲れが取れます。
初日の衝撃は忘れません。扉を開けたら男女皆さん素っ裸だった。そうこれがフィンランド式。レジデンツメンバーは驚きながらも潔く「郷に入れば郷に従え」でリラックス。しかし薄暗いから見えない、わけはない、見えます。ぎゅうぎゅうに詰めて男女5、6人しか入れない狭いサウナの中で彼らは世間話を楽しんでいます。スタッフにこの仕事に就く前は何してたの?とか日本にもこうやってみんなで入るのあるよね、なんだっけ、そうそうONSEN!
そして火照った体を冷やしに、丸裸で雪に覆われたドアの外に飛び出していく、また戻りおしゃべり。数日前まで赤の他人だった私たち13人はまさに裸の付き合いとなったのです。
2019年3月20日記載
今回持参したボディは3機Leica S2、S-E。まだあるのとさえ言われたCCD センサー派です。あの柔らかで繊細な描写の虜となって6、7年ほど経つのでしょうか。レンズAPO MACRO SUMMARIT-S F2.5/120mmとF2.5/70mm。そしてSony α7RⅢ。私はオートフォーカスが苦手なので、マニュアル感覚で使えるピントのタッチ操作がとても楽。いま、最も仕事で使うボディです。レンズはGマスターFE24-70mmF2.8。長らく単レンズ好きでしたが、この1本に出会ってからマストレンズとなりました。GM85mmF1.4は日本でお留守番。
降雪時撮影は「Storyteller」という未だ完成しない作品で数年間経験してますが、それを下回る気温のため新たに備品を揃えました。キャノンユーザーのレジデンツからはそこまでしなくてもと言われましたが、以前LeicaS2を結露させた私は慎重です。KANIダウン防寒カバー(ベルボン)でSEを覆います。中にたっぷりと羽毛が詰まっています。私のダウンより上等です。α7RⅢは以前から愛用のLAMDAのカバー(検索したけど見当たらず)。覆いをすると、確かに使い辛くはなりますが、吐いた息がすぐさま凍る時もあるので、3時間ほどのむき出し状態でカメラが氷のように冷えてゆきます。山岳写真の方はどうしているのかしら。
続く☺️
イギリス流の勇気と情熱の物語。書店を営むフローレンスの本選びはストーリーの伏線のようであり、核心の謎解きのようでもあり……。1950年代のイギリスの可愛らしい雰囲気に浸りながら、ヒエラルキーの残酷さも味わえた。チケットをネットで取らず、売り場で座席を指差しながら買うのも楽しかった、久々のシネスイッチ銀座でした。